量産金型

ナカトガワ技研の原点 ”プレス順送金型製造”

コネクターをはじめとする、薄板金属部品向けの プレス順送金型の専業メーカーとして、長年、金型の販売(売り型)をしてきました。 
量産を見据えた設計、量産時のトラブルを最小限に抑え、生産性の高い金型づくりをしています。
非常に多くの薄板プレス製品の製作実績を基に製品仕様の打合せをしっかりと行い、全体最適な設計提案をいたします。

高精度の金型を製造するためには 設計、製造、調整などの複数工程の連携体制が欠かせません。 それぞれの工程の技能者達の精度追求へ
の想いの融合により、ミクロンレベルの微細金属製品向けの金型が実現できます。

対応素材

t:0.02mm~1.0㎜

  • リン青銅  :C5210 C5240 C5050 C5071 C5111 C5102 C5191 C5212
  • 銅系    :C1020 C1100
  • ステンレス材:SUS430 SUS304
  • 冷間圧延鋼板:SPCC SPCD
  • その他
加工精度 製品寸法  :±0.005㎜~
最小板厚  :0.03㎜
パーツ寸法 :±0.001㎜~
クリアランス:±0.002㎜~
量産試作
(サンプル取り)
お客様の要望により評価品サンプル加工(最終試作スタンピング)も対応します。
試打用プレス機を使用するため約1,000K程度まで(KYORI ANEX30 or ANEX40)

 

順送金型の豊富な製造実績 (売り型・販売型)

順送金型の豊富な製造実績 (売り型・販売型)

創業30年以上の間に蓄積してきた豊富な順送金型のスケルトンが3000本以上、保管されております。それら製造実績こそが私たちの強みであると考えてます。その技術をもとにお客様の要望に合わせ、使用用途に最適となる部品形状を、実績と最新技術に基づいてご提案させていただきます。

売り型・販売型ですので、金型だけでなく、設計図面もデータでお渡しします。

順送金型製造からプレス加工まで一貫対応

順送金型製造からプレス加工まで一貫対応

順送金型は、お客様のプレス機で加工するものです。金型専業メーカーとして、できるだけお客様の仕様に近づけて製造はもちろん、その後のプレス加工まで社内一貫で対応。種類豊富なプレス機を保有しておりますので、製品形状や生産数量等の諸条件に合わせてトランスファ加工や単発加工を選択することも可能です。
また、複雑形状等により既存のプレス機だけでは加工できない製品の場合、製造を可能にするための専用機を自社で開発して加工実現を目指します。

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薄板に特化のプレス金型

薄板に特化のプレス金型

全ての形状・母材に対応できるわけではないですが、ナカトガワ技研の保有する設備で様々な種類のコネクター部品向けの金型を作っています。まずはお気軽にご相談ください。

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納品までの流れ

お客様の金型仕様・要求事項を反映した金型設計製作を行い、お客様に満足して頂ける金型づくりを確実にします。

STEP.1 お客様との技術打ち合わせ

お客様要求のご確認(ヒアリング)をします。

STEP.2 レイアウト図作成

お客様の要求事項を取り入れたレイアウト図を作成します。

STEP.3 レイアウト図承認

DR(デザインレビュー)を実施し、要求事項の確認を行います。

STEP.4 金型組図作成

お客様の要求事項を取り入れた金型組図を作成します。

STEP.5 金型組図承認

DR(デザインレビュー)を実施し、要求事項の確認を行います。

STEP.6 金型部品パーツ作成

お客様承認後、金型パーツ図面を作成し、設計を完了させます。

STEP.7 金型パーツ部品製作

恒温室内(一定温度環境下)の工場にて高精度工作機械とスキルの高い技術者により金型部品の製作が行われる。

STEP.8 組立調整

設計者と情報共有する熟練の組立調整者が金型組立を行います。

STEP.9 トライ/サンプル出荷

お客様要望に近いプレスを使用しトライを行い、問題点の潰しこみを行います。

STEP.10 出荷

サンプル合格検定後、お客様先へ金型を出荷します。